これらの写真は1910年に出版されたイギリスの女性誌Everywomanに掲載されました。読者にレースのスカーフを紹介し、その装いをアドバイスするという短い記事からとったものです。
雑誌ではレースのスカーフはいろんな使い方ができるうえに、はやりすたりもないので花嫁への贈り物として最適であるとしています。何枚もプレゼントされる花嫁は本当に幸せだったでしょう。それらは母から娘へと代々受け継がれることもよくありました。
ハンドメードのレーススカーフは高価なものでしたが、このころには機械生産もされるようになり多くの人にとっても手の届く価格になっていました。ハンドメードとの区別もなかなかつけにくいほどでした。
上のデッサンを書いたイラストレーターはこれらのスカーフを使って絵を描くことができて良かったといっている、とこの記事を書いた記者は述べています。
「スカーフは体のラインをソフトにしてくれる。すなわち、太った輪郭が隠すこともできる」とイラストレーターは言っているのです。
言い換えれば、モデルのみっともないところや太目の体型がスカーフで隠れると言うことです。 なんて失礼な!
イラストではスカーフの使い方が3種類紹介されています。使われているスカーフの大きさはおよそ2m x
40cm。これくらいの大きさのスカーフは今ではストールと呼ぶことが多くなっています。首もとに使う小さめのものは今でもスカーフといいます。
紹介されている使い方のほかに、つば広の帽子にスカーフをゆるやかに巻きつけることもよくあります。
写真をクリックしてそれぞれのスタイルをよく見て下さい。
英文を読むためのヒント
-scarf スカーフ。複数形はscarvesとなる。leaf
(葉)の複数形leavesと同じ変化。 -multitude 学習ページ参照
-bride 花嫁。花婿はbridegroom -go out of fashion
流行から外れる -heirloom 先祖代々の宝
-distinguish 見分ける -grateful
感謝している -exuberance 豊富
-amiability 愛らしさ -sitter
肖像画などを書いてもらうために座っている人
-cheek 学習ページ参照 -measure
(寸法が・・・だけ)ある -approximately およそ
-2 meters by 40cm 2メートル x 40センチ。 byは掛け算を表す。3 x 5 は3 by 5
となります。
-wide-brimmed つば広の