イギリスではフィッシュアンドチップスはテイクアウトの食べ物として昔から人気があります。忙しいときや、料理する時間のないときにはよくチッピーに駆け込みます。チッピー(chippy)はフィッシュアンドチップスを売る店のこと。
テイクアウトだけのお店もありますが、食事スペースのあるところもあります。テイクアウトのカウンターと食事のテーブルがいくつかあるだけのお店から、テイクアウトと食事のエリアが別になっている大きなレストランまで様々です。普通、店のテーブルで食べるよりテイクアウトのほうが安くなります。
店に入ると、たいてい長いカウンターがあって、その裏側にはフライをあげる油が置いてあります。順番待ちの人がいたら列の後ろに並びます。小さな店では調理の準備をするために並んですぐにオーダーをとることもありますが、大きな店であれば常にたくさんの魚を調理しているので特に聞かれたりはしません。
混んでいるときには、ポテトチップスやフィッシュが一回分揚げあがるのを待ってから次のフライを待つことになるので時間がかかることがあります。「5分間お待ちください」と言われたりします。
昔の店ではポテトチップスを添えた各種のフィッシュのほかには、ソーセージやチキン、ミートパイくらいしかありませんでした。ソーセージはフライにしますが、衣をつけて揚げる場合も、つけない場合もあります。最近は中華料理やシシカバブもいっしょに売っている店が多くなっています。簡単な食事を取りたいときにはそのようなお店でもかまいませんが、フィッシュアンドチップスのおいしさを十分に味わいたい場合は昔ながらの店を探したほうがよいと思います。
普通は店の壁に大きな料金表がかけてあります。もっとも注文の多いフィッシュはcod、haddock、そしてplaiceという種類です。'cod
and chips'と注文すれば上の写真かそれより小さめのものが出てきます。おなかがすいていたり、テイクアウトしてふたりで分けあって食べるのなら大きめのフィッシュと大盛りのポテトチップスを注文できます。
注文はプラスチックの皿にのせて出されるか、あるいは、ワックスペーパーに入れて渡されるので、この場合はさらにこれを紙でくるむことができます。「包むか(wrapped)」それとも「あけておくか(open)」を聞かれることもよくあります。'open'と答えれば通りを歩きながらほおばることができるよう包装紙をたたんでくれます。夜中あるいは海辺ではこのようにして食べ歩く姿がよく見られます。
塩やヴィネガーを追加するかもよく聞かれます。私は普通これに'just a little'
と答えることにしています。でないと塩がききすぎてしまいます。店では注文の食べ物を包む前に塩やヴィネガーを追加します。食べ歩きように包みをあけておくように'open'と頼んだ時にはカウンターに用意されている塩やヴィネガーを自分で追加するのが普通です。木製の小さなフォークも置いてあります。チップスだけを注文することもできます。チップスは普通指でつまんで食べます。
この記事の英語学習のページとフィッシュアンドチップスの店Faulkner's(住所:Kingsland
Road, E2)のメニューもクリックして見てください。この店は専門店なのでフィッシュ以外のメニュはあまりないのですが、ロンドンの有名なビリングスゲート魚卸売り市場からその日入った新鮮な魚だけを出しています。
ー英文を読むためのヒント
-take-away 料理の持ち帰り -pop
down 「英語学習」のページ参照
-behind
which are containers of hot oil in which everything is being fried
behind
whichはa long counterを説明しているので、there are
containers behind the counterと考えることができます。さらにin
whichはcontainers of hot oilを説明していて、everything is
fried in the containers of hot oilと考えるとわかりやすいでしょう。
-kebab
kabob,kebobともつづります。シシカバブ
-greaseproof
油をはじく greaseproof paper ワックスペーパー
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